きゃらめるの備忘録

Salesforceに関してお勉強したことをまとめるブログ。目指せ週1更新~~~!

SandBox更新をかけた結果、ローカル開発環境ではまった話

こんばんは、きゃらめるです。
今日は掲題の通りの話をしたいと思います。
ネット上で探しても、ズバリ!という解決策が見当たらなかったので、
せっかくなので残しておきます…。

発生したこと

以前の記事で、Apex開発時のローカル開発環境をVisual Studio Codeに変更しておりました。
calamel-nuts.hateblo.jp

私の場合、弊社のSandBox環境と連携させています。
これによって快適なローカル開発が行えていたのですが…
先週SandBoxを更新したことにより、「Retrieve Source from Org」が効かなくなってしまいました。
Retrieve Source from Orgは、親環境の最新のソースコードを下ろしてくる大事なコマンド。
その他、OAuth接続する系のコマンド全て(デプロイなども)効かなくなりました。

そして、エラーには以下の文言が…

ERROR:  This org appears to have a problem with its OAuth configuration. Reason: invalid_grant - authentication failure 
username: xxx@zzzz.co.jp.test, 
clientId: <Not Specified>, 
loginUrl: https://test.salesforce.com, 
privateKey: <Not Specified>. 

clientIdやprivateKeyが指定なしになっている…!!

原因調査

はじめに、弊社で使っているSalesforceSVF Cloudでも、SandBoxの更新をかけると接続できなくなるので、原因としては同じかな?という仮説を立てました。
つまり、

  • SandBoxの更新をかける
  • SandBoxが新しい組織になってしまう
  • 今までの接続情報ではログインできなくなる。

ということで、今までOAuth接続できていたものができなくなったと。

ということはやることは一つ!
再度、組織を紐づけ直してあげればいけるはず!

解決策

で、この組織を紐づけ直すという作業をどうしたらいいのかが分からず、
いろいろ調べていました。
その結果、

sfdx force:auth:web:login

このコマンドを実行することで解決しました!

コマンドを実行すると、いつものSalesforceのログイン画面が開きます。
その画面からログインをすると、アクセスの許可を求める画面が開きます。
そこでアクセス許可をすると、以下の内容がVisual Studio Codeのターミナルに表示されます。

Successfully authorized xxx@zzzz.co.jp.test with org ID 00Xx00000000xxxXXX
You may now close the browser

これで完了です!よかった~~~!

解決方法が分かっても、コマンドを覚えてなさすぎて結構ハマってしまいました。
sfdxのコマンドにも、これから少しずつ慣れて行かなきゃいけないなと思ったできごとでした…。
会社のTipsとしてもまとめておこう~~~。